ツィッター恐るべし

遅まきながらツィッター始めてみました( TakeroOda で登録してあります)。広告も入るようになり、世界で5000万を超えるつぶやきが1日で発生するというものすごい仕組みになってきました。

今まで、これをどうやって活用すればビジネスの役に立つのか、当社のお客様とツィッターとの関係(利益と繁栄に結びつくのか)がよくわからなかったので、興味もイマイチだったんです。なにをつぶやいたらよいのかもよくわからなかったし・・・

でも、今日とても興味深い話を聞きました。又聞きなので正確な情報か怪しい部分もあるのですが・・・

関東のお寿司屋さん(店主はまったくITに興味なし)に来たなじみのお客さんが携帯電話を見せながら「私には1万を超える仲間(フォロワー)がいる」と店主に言ったところ、「じゃあ、今日はただにしてあげるからこの店で食べたと書いてくれ」と言ったところ、瞬く間に今までにない繁盛店になってしまいました。

今では、フォロワー一人につき1円の値引き(1000人いるなら1000円引き)と堂々とお店で宣伝しているようです。ツィッター寿司と呼ばれるまでになったそうです。

個人の発信がここまで力を持つようになるとは。

昔から考えていた「地域ローカルサービスとWebの融合」がこんな形で実現しそうな状況になるとは。

世界に向けて(日本国中に向けて)情報を発信した方がよいサービスと、そうではない(向いていない)サービスがあります。

例えば可愛いアクセサリーなら、欲しい人は全国にいるわけですからこのサイトは全国向けでしょう。しかし、ラーメン屋さんや床屋さんは極端に言えば半径10kmが商圏です。余程のことが無い限り、遠い所からわざわざその店に来てはくれません。

しかしその店がわざわざ行くだけの価値があるとしたら、人に教えてあげてもいいなと思う店だったなら・・・どうやって宣伝すればよいのでしょう?

そんな疑問をずっと持ち続けていました。そんな疑問にツィッターは答えてくれそうな予感がします。もちろん、地図との連動やさらなる効果的な広告方法は必要かもしれませんが。

でも、店主さえその気になれば「半径10kmの商圏に効果的な宣伝をする」方式がテレビCMより、チラシよりずっと安価に、あるいはものすごく効果的に宣伝できる方式だとしたら、これはすごいことです。

・・・と、いうわけでWebの世界はまだまだ面白いことが起こるなあと実感した織田でした。