Web今昔

弊社Webサイトの構成をhtmlオンリーからWordPress化しました。これによって様々なメリットが生まれるのではないかと期待しています。そして、Webについても様々な変化が起きているようです。今日はそんな思いを書き連ねてみました。散文ですのでご容赦ください。

【更新作業の軽減化】
Webの更新は、今も昔も中々に大変な作業です。内容はもちろん、ページの追加による他のページの影響なども考え、さらに昨今のTwitterやFacebook、Google+など、一つのサイトだけ面倒みていればよい時代ではなくなってきました。こんな作業の煩雑さから解放されたいという思いは皆さん(特にWebメンテ担当の方々)お持ちの事と思います。WordPress導入により、かなりの作業が自動化されますので、前よりは更新作業が楽になるのではないか、引いては気軽に更新(情報発信量の増加が)できたらいいな、と考えています。

【Webの多チャネル化】
前項にもありますTwitterやFacebook、Google+などは、従来の企業が持つWebサイトの役割を大きく変えてしまったと織田は考えています。一つの情報発信が、沢山のチャネル(TwitterのフォロワーやFacebookの友人等)を通じてものすごく拡散していく時代です。情報量が増えれば増えたでその量の中に埋没するリスクも増えるのですが、興味がある人をターゲットに情報を拡散できるメリットはちょっと昔にはなかった方式です。
「検索エンジンにヒットしなければそのサイトは存在しないのと同じ」と言われていた時代が確かにあったのです。当時は本当にそれは正しかったのですが、今はそうとも言い切れません。そのサイトに、企業に、人に興味がある人が「こんなに面白い情報があるよ」って拡散してくれることを期待できる時代になったのです。

【Web情報のアウトドア化】
こんなに急速にスマートフォンを持ち歩く時代になるとは正直思っていませんでした。ちょっとした調べ物はスマホ(携帯)ですぐに調べることが出来ます。まだ、通信速度や接続品質の面ではまだまだ不満はありますが、これらの問題もほどなく解消されていくでしょう。この流れは当面加速していくと思って間違いないと思います。

【企業のWebページは必要か?】
Facebookは簡単な企業情報や商品メニューなどを表示させることが出来ます。無料です。と、いうことは特定の条件に当てはまる企業においては、企業固有のWebサイトは不要かもしれません。Webサイト制作の会社にとっては困ったことです。しかし、実際に状況はそうなっています。携帯専用のWebページもスマホの進出で徐々に需要がなくなっていくことになるでしょう。ただ、Facebookが全てを代用してくれるわけではありませんので、固有のWebサイトが完全になくなる時代は当面気にしなくてよいと思います。