スマートフォンの恩恵

スマートフォン、愛用の方もそうでない方も今日はその恩恵について少し思ったことを書きたいと思います。

ご存知の方も多いと思いますが、実はスマートフォンはセンサーだらけの機械です。ざっと上げてもこれくらいはすぐに出てきます。
・GPS(位置情報)センサー
・ジャイロ(傾き)センサー
・加速度(慣性)センサー
・照度(明るさ)センサー
・近接(距離)センサー
・バイブレーション(振動発生)
・圧力(重さ)センサー

スマートフォンが売れた恩恵でセンサーが大量に必要となり、結果として小型化・省電力・安価になっていきました。この恩恵はセンサーを作っているメーカーさんは直接儲けとなって現れていますね。

義手や工事現場用のパワードスーツのような人力の補助具なども、センサーの小型化・省電力化によってかなりスマートなものになってきました。人工網膜なんてものも夢物語でなくなってきましたね。

ちょっと前に世間を騒がせたドローン(リモコンヘリですね)、これがセンサー小型化・省電力・安価によって誰にでも買えるものになりました。少し前では到底入手出来なかったはずですよね、それが今では1万円を切る価格で購入可能なオモチャになっています。スマートフォンのおかげと言ってよいと思います。

このドローンですが、世間を騒がせてすっかり悪者イメージですが役立つ用途も沢山あるようです。人が入れないような高所での作業、センサーを駆使した様々な調査、宅配に使う動きもありますね。恐らく、スマートフォン普及の前後で性能のコストパフォーマンスが段違いではないでしょうか。

インターネットの普及前後を境に生活がかなり変わったように、このセンサー達の普及の前後で生活がかなり変わる予感があります。今、徐々に普及しつつある状況ですので5年後くらいはビックリするような生活になっているかもしれません。

悲しいかなその想像力がないため、リアルな5年後を紹介することが出来ないのが残念です。5年後にこの記事を読み返すのを楽しみにしたいと思います。