Webと旅行ビジネス

織田が住んでいる石川県は、非常に宿泊施設が充実している場所でもあります。食べ物がおいしいところとしても有名です。

主な温泉地として、能登の輪島、和倉、加賀の粟津、片山津、山代、山中と人口100万の県としては、温泉宿泊地がとても沢山あります。

と、いうわけで旅行に携わる方も大変多いわけで、旅館やホテルからWebサイトや業務システムの問い合わせも結構いただいております。

旅行というものは、実はとてもWebに向いています。旅行客は行きたい場所にいないけど情報(宿泊プラン)は欲しい。旅館・ホテルは遠地からお客を招きたい。そのために今までは冊子やパンフ、旅行ガイドや宿泊ガイドで宣伝していたわけです。

ところが、Webの出現で新しい情報(宿泊プラン)をリアルタイムに、旅行に行きたい不特定多数に、場所を問わず、いつでも提供できることが可能になりました。

今まで冊子やパンフ・ガイドブックに費やした費用と効果を思うとWebがもたらす対費用効果は抜群ではないでしょうか。しかも、現地で消費活動してくれるわけですから、情報提供できることが非常に多くの恩恵を現地にもたらすことは間違いありません。

考えれば考えるほど旅行はWebに向いています。従来のビジネスで、こんなにWebと相性がよいものは他にちょっと見当たらないくらいです。

ところが、その情報発信の場を活用できていないケースも多々見受けられるのも事実です。実にもったいない。今までの宣伝広告費から思えば非常に安価な方法で、色々な情報(宿泊プラン)を提供できるのに、それをやっていない。

どこの業界も競争はありますから、消えていく運命の業者もおられるかもしれません。ただ、まだ体力があるのなら、もう少し違った角度で営業というものに取り組めるなら、Webを活用することを考えたらいかがでしょうか。あまりにもったいない事例が多々あったものですから、僭越ながら意見を述べさせていただきました。