FileMakerというデータベース
FileMakerというデータベースソフトをご存知ですか?織田が知ったのは5年くらい前でしょうか。今回はちょっと宣伝になるかもしれませんが、中小企業の経営者に知っていただきたいと思いましてこのFileMakerというデータベースソフトを紹介したいと思います。
そもそもデータベースソフトはなんのためにあるのかと言いますと、日々のご商売で毎日着々と増えていく様々な売上伝票や請求書、顧客情報などをパソコンの中に全部入れておいて、好きな時に好きな見方(後で説明します)ができるといいな、という要望を実現するためにあります。
表計算(EXCELとかですね)ソフトではだめなのか、だめではないのですが色々な見方をするときのスピードに大きなの違いがあります。「好きな時に色々な見方をしたい」というのは、例えば売れ筋の商品を仕入れる時に去年や一昨年の発注量をすぐ見たい、とかお客様を今まで購入した金額別に一覧で見たい、といったことを指します。表計算ソフトでも可能ですけど、やはり面倒です。業務ソフトがほぼ100%データベースソフトで提供されているのは「好きな時に好きな見方ができる」からなのです。逆に言えば「好きな時に好きな見方ができない、あるいはそれには改造のための多額のお金が必要」なデータベースソフトは導入するメリットが低いと言えます。
経営者の方に知っておいていただきたいのは「データベースソフトは使ってナンボのものである」ということです。使い出して、徐々に慣れていくにしたがってどんどん色々な見方がしたくなるものなのです。
ビデオデッキもただレンタルビデオを再生するだけの場合と、タイマー録画を使いこなして見たい番組を録画して楽しむかで違いがでてくるように、データベースソフトも使えば使うほど意味(価値)が出てくるのです。
と、いうことは購入されたデータベースソフトが修正するときビックリするような改造費用が必要だったり、「費用的にできない」と言ってしまうようなものであった場合、これは使い込むことができないものであるという見方になってしまいます。自分(企業)に合ったものにするには莫大な費用が必要、そんなシステムは近い将来不要になってしまうでしょう。ちょっと昔はそれでも便利でしたから使われていましたが、今はもっと自由度の高いデータベースシステムが求められていいはずです。
長い前置きになりましたが、FileMakerというデータベースソフトを5年ほど使い続けて、お客様にも多数導入させていただき、インターネット上や携帯でもかなり自由に(安価に)使いこなせるこのデータベースを現在とても重宝しています。名前を知らない方も多いかと思いましたので一度紹介させていただこうと思った次第です。