人材募集

今回は、人材募集についてです。条件を書くならコラムではなくて別ページにすべきですよね。そうです。今回はインターゲートが考えていることをお話し、それに賛同できる人にいっしょにやってみませんかという問いかけです。仕事に対する価値観の説明とでも言えばいいでしょうか。

織田が昔から考えていることを実現しようとインターゲートは設立されました。一つは「日本の中小企業再生のお手伝いがしたい」です。織田が昔システム会社に勤務していた頃、印象的なプロジェクトがありました。一つのお荷物的な建物が、ものすごく回転率のよいビジネスホテルに変わったというものでした。そこの立ち上げから開店、その後のフォローにいたるまですごく色々な経験をさせてもらいました。この時思ったのです。「中小企業に協力すれば、なにか世の中が変わるかもしれない」と。実際、様々な企業さんとお付き合いしていく中で、その企業がよい方向に変わっていくのはすごく興奮するものがあります。

ITコーディネータ資格を取得したのも、「自分は何ができる」と「自分はなにがしたい」のギャップを少しでも埋めようと思ったからでした。個人事業から会社に形態を変えたのも同様の理由です。1人はいつまでも1人ですが1人+1人は2人ではないのです。少なく見積もって2.5から3になります。「自分にできること」が広がるわけです。もちろん、もっともっと規模が広がることを想定しています。

実際、頑張ろうと考えている中小企業さんは沢山ありますが、いかんせん今の世の中情報が多すぎます。選択肢が多すぎるのも考え物で、ことにIT技術ときたらサバやカツオより足が速いんじゃないかと思うくらい色んな技術が現れては消えていきます。「どう活用すれば、売上に貢献できるか」「コストを削減する最適な解決方法は」この2つを社長さんといっしょに考えたいという思いがあります。

もう一つは、環境と地域に対する考え方です。この国は、便利さを追い求めるあまり犠牲にしたものがかなり多いように思います。環境というものは、自然、教育、子育て、食べもの、安全、老後、福祉と多岐にわたるものです。漠然としているものを一つずつクリアにして、少しでも次の世代が暮らしやすい社会を用意するのは、親として(織田は3人の子持ちです)当然だと考えます。

しかし、社会はややもすると安に流れますから、ほって置くとどんどん悪い方に物事が進むわけです。食物の安全には非常に敏感です(スローフード活動にも参加しています)。さらに今の教育にも非常に物申したいと思っていますし、なんとか暮らしやすい世の中にならないものかと絶えず社会に対し働きかけを行っていこうとしています。これは事業としては非常に成立しにくい類なのですが、それでも誰かがやらないといけないことなのだと考えています。

当然、企業ですから利益は必要ですが、「お客様からいただく対価に見合うサービス」というものを絶えず意識していきたいと考えています。はっきり断言しますが、仕事は「価値観」です。「報酬」ではありません。仮に「地面を掘って穴を掘り、それを埋めることを繰り返せ」という仕事があったとします(昔の拷問の手口です)。あなたなら、それをいくらで請け負いますか?拷問の手口ですから、この作業に意味はないです。意味のないことをやらされると人は発狂するらしいです。意味=価値がないと人は働けません。ですから価値だと断言しているわけです。

価値観に共鳴し、自分の存在意義を見つけていく。人生の中でとても大切なことだと思います。既に自分の生き方を持っておられる方で、共鳴できない方もおられるかと思います。それはそれでかまわないと思っています。でも、自分の考えとインターゲートの目指すものがよく似ていて、もっと自分のパフォーマンスを上げたいという方は、ぜひお会いしたいです。

インターゲートが目指すものが少しはわかっていただけたでしょうか。よくわからないとすれば、それは織田の能力の不足です。ご理解いただけた方、あなたと同じ考えをもった企業があることを心の支えに頑張ってください。応援します。